父の遺品を検分した娘は、戦士の父が戦死したときに装備していた黒い鎧に、黒い傷跡を発見した。
黒く、深く、抉られたようなその傷跡は、暗黒剣技「ブラッディ・ブラック・ブラスト」によって命を奪われたことを物語っていた。
暗黒剣技「ブラッディ・ブラック・ブラスト」は一子相伝の門外不出の暗黒剣技の奥義…。
使い手は継承者である父しか存在しないはずなのに…。
一体なぜ、父の鎧に暗黒剣技「ブラッディ・ブラック・ブラスト」を受けた形跡があるのかしら?
Q9 kUmaさんの問題文のオマージュです。
*主にファンタジーに分類される要素が登場します。
*この問題は亀夫君問題です。
*YES/NOで答えられる以外の質問も出来ます。
*ギルドの酒場で思案に暮れている娘に質問をして、仮説から結論を導き出してください。
転載元: 「【黒ますか?オマージュ】鮮血の暗黒の突風」 作者: メロトロン (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/8026
父:ブライアン(年齢不詳 推定年齢50~60代)
100人斬りの戦士として畏怖された暗黒剣の使い手。
ブラートに討たれ死亡。
娘:ブランディ(年齢不詳 推定年齢20代)
裏社会で暗殺者として畏怖されている暗殺剣の使い手。
暗黒剣を使うときは周囲の者を皆殺しにする。ジェノサイダーの異名を付けられている。
凄腕の剣士:ブラフォード(年齢不詳)
ブライアンと死闘を繰り広げた剣士。
剣士の子供:ブラート(年齢不詳 推定年齢20代)
凄腕の剣士の子供。成長してブライアンを討った。
ギルドに依頼を出し、ブライアンとブランディを分断した。
かつてブライアンは、凄腕の剣士ブラフォードと死闘を繰り広げた。
ブライアンが放った暗黒剣技「ブラッディ・ブラック・ブラスト」が決め手となり、ブラフォードは息絶えた。
その死闘の一部始終を、その剣士の子供ブラートが目撃していた。
目撃者は皆殺しにするのが流儀であったが、死闘によって消耗したブライアンは、逃げるブラートを仕留め損なった。
(幼い子供がひとりで生きていけるわけがない、魔物に食い殺されるか、どこかで野垂れ死ぬであろう。)
そう思ったブライアンは、やがてブラートの存在を忘れた。
復讐心を糧に生き延びたブラートは、やがて強力な剣士に成長した。
心に刻まれた光景を何度も反復し、暗黒剣技「ブラッディ・ブラック・ブラスト」を我流で習得した。
そして、ブライアンに決闘を挑み、暗黒剣技「ブラッディ・ブラック・ブラスト」によって復讐を成し遂げたのだった。