ぼくのだいすきなさんたさん

Aさんが命拾いをしたのは、サンタクロースの存在を信じていい子にしていたおかげだという。
どういうこと？

※グロ注意です。
クリスマスの夜、物音で目を覚ましたAさんが薄暗いリビングに行くと大きな袋を持った赤い服の男を目撃した。サンタクロースを信じているAさんは「サンタさんの邪魔をしたら悪いから気づかないふりして黙っておこう」と思い静かに寝室へと戻った。
しかし、その男の正体はAさんの両親を殺害し、金目のものを袋に入れていた強盗犯だった。
返り血で服が真っ赤に染まっていたのでAさんはサンタクロースだと勘違いをした。
勘違いをしたおかげでAさんは自分の存在を知られずにすみ、殺されずにすんだ。