<職場にて>
「いや〜焦ったよ。水道業者から、『水道料金が急に増えましたが、漏水とかしてませんか?』とか電話かかってきちゃってさ〜。」
陽子(始まったよ課長のモテ自慢)
「いやいや確かに増えてるけどさ〜。先月から女と住むようになったじゃん?だからなんだよねー。ほら、女って水使うじゃん。髪洗うのとかさ。」
陽子(はいはい)
陽子「本当、課長、彼女と同棲始めた話とか職場でしないでよねー。セクハラだっつーの。成美、そう思わない?」
成美「セクハラっていうか…ずいぶん大胆なこと言うな、って思ったんだけど。」
陽子「ま、まあねえ…彼女と同棲とか、あまり大っぴらに言うべきことじゃないよね。」
成美「いや、そこじゃなくて」
陽子「…え?」
成美「え?」
成美は課長の発言をどう受け止めたのだろう?
*百人一首 その十三 【つくばねの みねよりおつる みなのがは こひぞつもりて ふちとなりぬる】からのinspireです。
転載元: 「all the lights are misty in the river」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7103
ヅラ・ザ・カミングアウト。
成美「だって自分は髪洗わなくていいことカミングアウトしてるわけでしょ?」
陽子「え、あれって…」
成美「陽子知らなかったの?」