閲覧者数: ...

ロシアンルーレットたのしい

[ウミガメのスープ] [闇スープ]

カメオの自宅にて。

カメコ「兄さん、ロシアンルーレットしよう。ここに拳銃があります。私と兄さんで、交互に自分のこめかみに銃口を当てて、引き金を引きます。二回に一回、銃弾が出ます。出たら負けです」
カメオ「負けたら死ぬな」
カメコ「降参する場合は、天井に向けて引き金を引きます」
カメオ「その場合も負けということだな、死なないけど」
カメコ「さよなら、兄さん」

その瞬間、銃弾がカメコの頭を貫いた。
窓の外から、けたたましいヘリの音が聞こえてくる。

カメコ「兄よ、その女はカメコの偽物である。私こそが本物のカメコである。私と一緒に家へ帰るのである」

カメコがヘリから降りてきてそう言うと、カメコの死体に火をつけた。大炎上する死体。

カメオ「温かいな。雪が降ってるからちょうどいいや」
カメコ「雪なんて降ってないよ、兄さん」

カメオは驚いて天井を見た。一体なぜ?

※20時までとします。


出題者:
出題時間: 2021年6月27日 13:29
解決時間: 2021年6月27日 20:04
© 2021 光四 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「ロシアンルーレットたのしい」 作者: 光四 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6118
タグ:

カメオ「はっ!?……ゆ、夢か……。最近、訳分かんねえ夢ばかり見るなあ……」

カメオは驚きとともに目を覚ました。夢オチだ。布団に横たわるカメオの視線の先には、見慣れた自室の天井があるばかりだった。

カメオ「……でも変な夢から見慣れた家で目を覚ますとなんかほっとして、その感覚は嫌いじゃないんだよなあ」
カメコ「……何訳分かんないこと言ってんの、兄さん。あと変な夢に私を出さないで」

カメオがリビングで夢の話をするとカメコは呆れていた。

カメオ「でも現実のカメコもあまり変わんないし……」
カメコ「……あ?」
カメオ「なんでもありません」

カメコが銃口を突きつけてきたのでカメオは黙った。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
Donate using Liberapay
Avatars by Multiavatar.com
Cindy