洞窟に老婆がいた。
年老い、杖をつきながらやっとのことで洞窟の最深部にたどり着いた老婆。
彼女は死体の側に落ちていたナイフを拾うと、持ち帰り地面に突きさした。
一体どういう状況だろうか?
※若干要知識というか、人によっては難しいと感じる部分があるかもしれません。
転載元: 「洞窟の老婆 【微・要知識】」 作者: メラ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/5395
老婆は昔、勇者一行の『魔法使い』だった。『魔法使い』は仲間の『盗賊』と恋仲になった。
しかし、ある日、洞窟に棲む強力なドラゴンに挑み、彼女の恋人は死んでしまった。
それからは気が狂うほどの年月を修行に費やし、ついにある日、敵討ちを果たした。
ふと目を向けると、ドラゴンの死体の側には古びたナイフ。昔、恋人が愛用していたものだった。
もう彼の身体はどこにもないけれど、せめて形見だけでもと持ち帰り、形だけの墓標に突き立てた。
FA:敵討ちを果たし、恋人の遺留品を持ち帰った