コンビニで財布を取りだした男は電車賃を支払うことになった。
一体どういうこと?
転載元: 「お金は回る いつまでも」 作者: スクエア (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/452
通勤途中のいつものコンビニに立ち寄り,お茶とおにぎりを買って会計をしようとしたカメオは気づいた。
「あれ…? 携帯電話家に忘れてきたかも…?」
会計を早く済ませられるから,と普段コンビニの会計をおサイフケータイで済ませているカメオ。
携帯を忘れてしまっては仕方ない,とカメオは財布を取りだし,現金で会計を行った。
「参ったな…。今から携帯電話を取りに帰ったら遅刻になるし…。
会社に着いたら同僚からオレの携帯に電話させて,カメコに会社まで持ってきてくれるよう頼むか。」
~~~~~
Prrrr… Prrrr…
「ん?この着信音はカメオの携帯?アイツ携帯忘れて会社行ったのか。
…まぁ,もし大事な用件だったら放置するのも良くないし,一応出てみるか。もしもし?」
「あ!カメコ!良かった出てくれた!」
「あぁ,なんだ。カメオか。浮気相手とかじゃなくて安心したよ。」
「カメコ,ひどくない? それはそうとお願いがあるんだけど…」
「『この携帯を会社まで持ってきてください』で合ってる? それならすぐ向かえるよ。」
「良かった~。カメコありがとう~」
~~~~~
「ただいまー。カメコ,今日は携帯持ってきてくれてありがとう。」
「別にお礼なんていいよ。最近帰るの遅いし仕事忙しいんでしょ?なら連絡取れる携帯は大事でしょ。
携帯がないせいで大事な仕事で失敗して減給,なんてなる方がイヤだし。
あ。そうだ。お金といえば,会社行くのに使った電車賃。くれるよね?」
「えー,何だよそれ。ホントお前ってお金に細かい『悪い妻』だよなー。」
「何?小遣い減らされたいの?」
「あー。はいはい。電車賃払えばいいんですねー。分かりましたー。」
<補足>
おかねはま「わるいつま」でも