次の給料日までまだ2週間もあると言うのに、素寒貧になってしまったカメオ。
さすがに空腹に耐えかね、友人のウミオの住む三階建てアパートを訪れ、お金をいくらか借りようと思ったが、すでにいくらか未返済分があるためウミオは中々首を縦に振ろうとしない。
カメオが必死に食い下がっていると、ウミオはカメオにあるゲームを提案した。
ウミオ「ここに一万円札が一枚ある。これを10秒以内に少しでも増やせたら、差額分をやるよ。ただし、破いたり、犯罪行為はだめだ。もし出来なければ、借金分として、次の給料は俺に渡してもらう」
カメオは無理だと思い諦めかけたが、とっさに妙案を思いつき、このゲームを受けることにした。
カメオは何をした?
転載元: 「無限の万札」 作者: dyty (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3114
洗面台に一万円札を持っていき、姿見と、そこに置いてある手鏡を使って、合わせ鏡を作り、一万円札を増やした。
ウミオ「うわ、マジかよ…」
カメオ「ところで差額分を頂こうか(にっこり)」
ウミオ「まて、話せばわかる」
あまりの必死さに折れたウミオは、その晩、カメオに焼肉を奢ってやったという。
そしてなんだかんだで金を貸してもらえたカメオは、数ヶ月後にはキッチリとウミオに返済したのであった。