シンディタウン生まれの青年フラテケンシュタインは、狂気の研究の末に「理想の人間」の設計図を完成させた。
墓を暴いて死体を手に入れ、それらをつなぎ合わせることで完成したのは、人の心を持った怪物であった。
そのあまりに醜い容姿ゆえに、怪物は人々から迫害され、創造主であるフラテケンシュタインからも見放されてしまった。
そこで、怪物は三つ編みにされた髪の毛を自分の体から思いっきり引き抜いた。
一体なぜだろうか?
転載元: 「ラショウモンシュタイン」 作者: ぺてー (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9835
A. 編んだ髪の毛で縫い合わされた首を落とし、自殺するため。
怪物を残して逃亡していたフラテケンシュタインは、怪物があれからどうなったのかが気にかかり、自宅へと戻ってきた。
そこにあったのは、首が取れた継ぎ接ぎだらけの死体であった。
悲しみに暮れた孤独な怪物は、死体をつなぎ合わせていた髪の毛を引き抜き、首を落として自殺してしまっていた。
怪物が人の心を持っていたと確信したフラテケンシュタインは、怪物を生み出してしまったことを悔い、怪物の隣で自ら命を絶ったのであった。