Aはいま口を塞がれている。
状況はこうだ。
BがCの財布を拾ったのだが、Cは金持ちでいつもBをバカにしてくる嫌味な奴。
「Cは金持ちなんだから、財布一つ失くしたって困らねえよ。盗っちゃえ盗っちゃえ」とDがBに言い出したので、流石にそれはどうかと思い、その発言を否定しようとしたタイミングでDに口を抑えられたのだ。
Aに何も言わせずに「気にすんなって、盗っちゃえって」とDがはやしたてる。
でもBは流石に財布を盗るのは気が引けて、Aに「やっぱり返した方が良いよね?」と聞いてきた。
Dに口を塞がれて返事ができないAは、自分の頭の上にあった『あるもの』を両手で掴んでBに見せた。
さてその『あるもの』とはなんだろう?
※質問制限なし!
転載元: 「びの太とチュネ夫」 作者: ダニー (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9692
答え:天使の輪っか
「むーーむーー」
Bの頭の中の天使はBを肯定するために、頭上の輪っかを掴んでBに丸を見せた。