「ねえねえ
ばあばあ
りいりいって何?」
*この問題は亀夫君です。
「ばあばあ」として、孫(れいちゃん、主人公)の疑問に答えてあげましょう。
YES/NOで答えられない質問もできますが、主人公がわからないことは答えられません。
*Q6 ノーキンさんのリサイクルです。
転載元: 「【ねばりますか?リサイクル】”So live a life you will remember"」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9555
「りいりい」は主人公の母が、幼い頃自分でつけていたニックネーム。
主人公は玲美(5歳)。
祖母(ばあばあ)の家で見つけた、幼い頃の母が書いた文章に、「りいりい」と書いてあった。
玲美はまだひらがなが少しぐらいしか読めないので、一部の文字しかわからなかった。
普段なら、母が何でも教えてくれるので、祖母の家で見つけた文章を家に持ち帰って母に尋ねたが、母は恥ずかしがって答えてくれなかった。
その文章を見つけたのが祖母の家だったので、祖母なら教えてくれるんじゃないかと思って、祖母に尋ねることにした。
最初、祖母は娘が自分のことをりいりいと呼んでいたことを忘れていたが、「祖母の家で見つけた紙に書いてあった言葉であること」「なんでも教えてくれる母に尋ねたら、恥ずかしそうな様子で答えてくれなかったこと」などをきくうちに、思い出していく。
なお、玲美が自分のことを「れい」と呼んでいるのもヒント。
「りいりいは、しょう来、大きな会社の社長さんになって、世界のみんなを助けたり、大きいお家をいっぱい作ったり、べん強を教えてあげたりしたいです。それで、お金持ちになって、お父さんとお母さんに、一番大きなお家をあげます。」
こんなこと書いていたのね、あの子。
すっかり忘れていた。
今の玲美よりは少し年上、8つぐらいだったかしら。
あの子は、引っ込み思案であまりお友達もいなかったから、一人でよく窓の外の鳥を眺めたりしていたわね。
そういえば、自分のことをりいりいって呼んだりしてたわね。
口数の少ない子だったから、ペンネームとか、もう一人の自分みたいなつもりだったのかしら
なんとはなしに英会話教室に通わせたら、いつのまにか積極的で前向きな性格に変わって、お友達もたくさんできたから、「りいりい」なんて言わなくなったけど。
社長さんにはならなかったし、大きい家は買ってもらえなかったけれど、雲雀は私の自慢の娘よ。
こんな可愛い孫もいるしね。
どうもありがとう。
れいちゃん:逆瀬川玲美。5歳。のちにウミガメストになる。
りいりい:逆瀬川雲雀が自分で名乗っていたニックネーム。のちに謎の国際協力機関で働くようになる。