コンクールへ向けた絵画の制作のため、教室にこもりきりであったカメコ。
長時間にわたる制作が終わり、カメコは疲れた腕を休ませながら完成した作品を鑑賞する。
題名は『泡沫の名画』、放課後の教室で黒板に描き上げた絵を、明日の授業のために消す少女の姿を描いた作品である。
この出来なら大賞も夢ではないと感じ、カメコは顔を綻ばせた。
その後、カメコの絵は見事コンクールで大賞に輝き、受賞を記念して校内の目立つ場所に華々しく飾られることになった。
しかし、カメコのクラスメイトたちは誰一人として、カメコの絵が飾られているとは知らない。
一体なぜだろうか?
転載元: 「泡沫の名画」 作者: ぺてー (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9450
A. モデルであるカメコが黒板と向かい合って絵を消している構図であり、カメコの顔が描かれていないため。
カメコ「実はモデルデビューしたんだよね〜!私が出てる絵見た?」
ウミコ「何それ?」
カメコ「ラテコが描いた絵!大賞取ったやつ!」
ウミコ「あ〜、あれカメコなんだ!」
カメコ「そうそう!やっぱりわかんないか〜…黒板消し持ってずっと手上げるの大変だったんだけどなあ。」