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旧【道ますか?リサイクル】you are the greatest, greatest thing to me

[亀夫君問題]

成績優秀、才色兼備、健康優良、明朗快活。
茶道部と華道部を掛け持ちする、とっても真面目なお嬢様のルルちゃんが、数週間前から茶道部の方だけお休みしているの。
どうしたのかしら?




*この問いかけをしているのは、ルルちゃんのお友達のお嬢様、夙川舞桜ちゃんです。仲の良いルルちゃんのことを心配している舞桜ちゃんに質問して、彼女の不安を解消してあげてください。

*YES/NOで答えられる以外の質問もできます。

*Q17 セルフリサイクルです。


※夙川舞桜ちゃんについて知りたい、という方は、gattabiancaのプロフィール内「キャラたち etc.」欄をご覧ください。質問していただければわかるようになっているので、ご存知なくてもOKです。


出題者:
出題時間: 2024年1月1日 9:13
解決時間: 2024年1月4日 0:02
© 2024 gattabianca 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「旧【道ますか?リサイクル】you are the greatest, greatest thing to me」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9318
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ルルちゃんは、舞桜ちゃんのことを恋愛対象として意識し始めているため、舞桜ちゃんと一緒の茶道部の方だけ来づらくなっている。
それが表面上のFA条件ではあるが、実は本来解消してほしい「不安」とはそれだけではない
「不安」ということは、舞桜ちゃん自身にも気になることがあるからである。
そもそも、クラスが違うとはいえ、一番仲良しの舞桜ちゃんが、「茶道部に来ていないことについて、直接本人に聞けていない」状態。
つまり、それは、舞桜ちゃん自身、ルルちゃんの気持ちを薄々感づいていて、どう接して良いかわからないからである。
なので、舞桜ちゃんに「そのこと、気付いていたんだよね?」 と水を向け、アドバイスをしてあげることが真のFA。
(*分岐エンドにはしていないため、どのようなアドバイスでもFAとします。
 gattabiancaの水平台学園ものでは、舞桜ちゃんは拓海が好きという設定ですが、特にそれを踏まえないアドバイスでも可。
 ただし、設定のとおり、舞桜ちゃんは尋ねられたら好きな男の子を諦めなければいけないという悩みを打ち明ける。)

*ルルちゃんこと、花隈瑠璃は、水平台学園中等部の3年生。夙川舞桜たちとは隣のクラスである。

*舞桜とは幼なじみ。小さい頃「ルリ」と言えなかったので、幼なじみの舞桜だけが瑠璃のことを「ルルちゃん」と呼んでいる。

*瑠璃は「ルルちゃん」と呼んでくれるのは舞桜だけし、舞桜だけはそう呼んでいいといつも言っている。

*それぞれのクラスで成績はトップ、中等部の生徒会長と副会長、お金持ちのお嬢様同士、高嶺の花同士の仲良しである。

*二人とも茶道部に入っているが、舞桜は華道部には入っていない。舞桜が小学校の頃から習っている流派とは異なっているからである。

*茶道部には、現在男子部員はいない。

*瑠璃が来なくなったのは数週間前。
 その間、舞桜と瑠璃とはラインをやり取りするぐらいで、一緒に帰るなどの直接の話はできていない。
 でも舞桜は避けられているとは認めたくない。

*その頃瑠璃に何かあったのか、と言われると、瑠璃の周りには何もなかったと答える。
 もし、その頃舞桜自身に何かあったかと尋ねられたら、その頃に「好きな男の子(拓海)を諦めなきゃいけないかと少し悩み始めた。そして、その子の彼女(夢花)に強いコンプレックスを感じている。」と話す(イメージとしてはこの頃)。
 そのことを相談したかと問われれば、瑠璃にだけ相談したと答える。

*瑠璃は、舞桜の好きな男の子のことを非難し、さらにその彼女のことはもっと強い口調で非難する。


そう…だったんですね。


昔から、ルルちゃんは、特別な友達でした。
親同士が仲良くて、育ってきた環境も似ていて。
私のピアノとルルちゃんのバイオリンで合奏したり。
ルルちゃんが書いた小説に私が挿絵をつけたり。


正直、自分が周りから「ちょっと近付きにくい」と思われてることはわかってました。
別にお高く止まってるつもりもないし、好きでそうなったわけでもなかったのに。
だけど、そう思われているのなら仕方がありません。
私にできることは、せめて、「誰からも嫌われないように優等生を突き通す」だけでした。

ルルちゃんも同じ立場だったようです。
だから、二人でいるときだけは、素直に自分を出しておしゃべりすることができました。






そんな私の思いが揺らいだのは、拓海くんのことがあったからかもしれません。
みんなに嫌われないより、誰か一人に好かれてみたい。そのためには優等生であることは邪魔になるのかもしれない。
拓海くんの隣で誰より輝いている彼女の夢花ちゃんを見て、羨ましく思いました。

私は、ルルちゃんにその話を打ち明けました。ルルちゃんは、いつものルルちゃんらしくない、ちょっと強い口調で、そんなのは私らしくない、そんな男の子よりもっと私に似合う子がいる、と言い放ちました。もっというと、その彼女…夢花ちゃん…のことを非難しました。






でも…本当のことを言うと、その時すでに私は、ルルちゃんが私のことを友達以上の存在だと思っていたことに…薄々気付いていたのかも、しれません。
「私のことルルちゃんって呼んで良いのは舞桜ちゃんだけ」「その呼ばれ方が本当に好き」「ずっとそうやって呼んでほしい」…
今思えば、そのあたりから、少し思うところはあった気がします。

いつも人のことを悪く言わないルルちゃんが、夢花ちゃんのことを悪く言ったのは、拓海くんのことが関係してたんじゃなくて、私があまりに夢花ちゃんのことを褒めたからなのかもしれないですね。

でも、私は、ルルちゃんの気持ちを認める自信も、それを受け入れる勇気もなくて、拓海くんの「相談」をした面もあったのかもしれないです。
ルルちゃんの気持ちを踏みにじったり、試したりするようなことをして、本当に申し訳なかったです。





…それで、これからのこと、は…どうしたら良いか、まだわかりません。





今のところ、私は、完全には拓海くんのことが諦めきれないけど、ルルちゃんが女の子だから好きになれない、っていうことはない気がします。
とりあえず、また茶道部の部活に来たら、これまでどおり接してあげたいです。一緒に楽しく話したり、手を繋いだり。




もし、また悩んだら相談に乗ってください。





ありがとうございました。

夙川舞桜:相談者。水平台学園中等部の3年生。常に成績はトップ、容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能・誰とでもうまくやっていくタイプの真面目なお嬢様の生徒会長。クラスメイトの拓海に片思いしており、その彼女の向日夢花には嫉妬というより憧れを感じている。茶道部に所属。

花隈瑠璃:「ルルちゃん」。相談者の幼なじみにして親友。現在は隣のクラスだが、やはり、容姿端麗・成績優秀・才色兼備のお嬢様。生徒会副会長。茶道部と華道部に所属している。

拓海:舞桜のクラスメイト。成績もスポーツも見た目も中の上〜上の下のタイプで、少し鈍感だが友達思いで優しい。

向日夢花:気が強くてちょっと男っぽいけれど、明るく、自由で、頭の回転が速く、自分に自信のある、いつだってみんなの真ん中で輝いているクラスのクイーンビー的存在。拓海の彼女。


“The greatest thing” by Cher ft. Lady Gaga


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy