ここに風変わりなアナログ時計がある。この時計の秒針は「3秒間経過すると3秒分進み、その後の1秒間で1秒分戻る」という規則性を持って動いている。時計の仕組みはともかくとして、時計の製作者は何故このような機能を持たせたのだろう?
*ちょっと要知識?かもしれません。
*当問題の解説は、ジャパネットシンディトリビュート解説になっています。
*Q3 おっさんのリサイクルです。
転載元: 「【規則ますか?リサイクル】Das gibt's nur einmal【ジャパネットシンディトリビュート】」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9095
*秒針の音に合わせてダンスのステップの練習をするため。
今回ジャパネットシンディに出品されているのは、このアンティークウォッチフリーク垂涎のボール・ウォッチ。
ボールって言っても玉のことじゃないよ。舞踏会だ。
舞踏会が頻繁に行われていた、19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパで流通していたもので、ダンスのステップの練習に使われたものだ。
ムーブメントはスイス製で、当時ウィーンで流行していたユーゲントシュティールの装飾が施された、豪華な美品だよ。
この時計の特徴は、なんといっても秒針の動きをコントロールできるところにある。
例えば、「3秒間経過すると3秒分進み、その後の1秒間で1秒分戻る」といったふうに。
その秒針の動きに合わせれば、3カウント右→1カウント左というターンのステップを、規則的に踏むことができる。
いわば、人間用メトロノームといっても良い。
もちろん、見た目は美しい懐中時計だし、普段は普通の時計として使用できる。
必ずしも1秒毎に1秒動く、というわけではなく、0.8秒に1秒分、1.2秒に1秒分などの細かい調整できるので、様々な曲のテンポに対応できのも特徴だ。
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持ってけどろぼー!!