ウミガメ国では累計二人以上の人物を殺害すると死刑になるのだが、一人だけだと無罪だという。
一体何故一人目の殺人は罪に問われないのだろう?
*Q2 ベルンさんのリサイクルです。
転載元: 「【規則ますか?リサイクル】if living is without you」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9087
ウミガメ国は、蘇生の魔法が使える魔法使いの国。
一人が死ぬだけなら、生き返らせることができるので、特に問題にはならないが、二人死んでしまうと、蘇生させるための条件を満たさなくなってしまうから。
死んでも蘇生することのできる、三人の魔法使い、ウミ、ミガ、ガメだけが暮らしているウミガメ国。
普段は仲の良い三人だが、些細なことでもめて、相手を殺してしまうこともある。
蘇生できるので、殺す、と言っても、我々の「引っ叩く」ぐらいの感覚である。
ただ、その蘇生の魔法には条件がある。
「ウミ〜どうしよう。ミガ殺しちゃった」
「仕方ないわねえ、ガメ。じゃあ一緒にやるわよ?」
そう、蘇生のためには、残り二人が力を合わせて魔法を使うことが必要なのである。
なので、自分以外の二人を残してしまうと、自分も何かあったら死んでしまったら、蘇れない身の上になってしまう。
いわば「死刑」である。
また、仮に一人を殺して自殺した場合、また二人を殺して自殺した場合も、当然自分が蘇生できないので、やはり「死刑」である。
ということで、自分の永遠の命を確保するため、一人を殺すことはあっても二人は絶対殺さない、仲良し三人組なのであった。