「おい、交通手段の変更申請とかまじかよ。イメージってもんがあるじゃねーかよ。それじゃなんだかわかんないじゃんw」
「だってさ、ざらざらになるし目痛くなるし…だいたいさ、大枠で言ったら一緒じゃん。お前の所が使ってるのよりは、近いだろ?」
「いやいやいや、あれこそイメージで、そんなにいつもずっと乗ってるわけじゃないからw
大体いつもの交通機関だからこそ、手荷物検査とか手続き諸々免除してもらってるんじゃねーの?
じゃなきゃ、あんな荷物、普通怪しまれるって。」
「そこは交渉次第で、あれに乗ってなくてもなんとかしてもらえるってさ。」
「…ってゆーか、そもそもお前んとこそんなにたくさん仕事ないと思ってたよ。」
「それ先入観。最近人の動きも多いし、結構あるんだって。」
「じゃあ総務部に掛け合ってみるか。」
「OK。」
さて、二人はいったい総務部に何の相談をしに行くのだろう?
転載元: 「【二物衝撃 No.9】there are caravans we follow」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9040
*砂漠地域でトナカイの代わりにラクダを使用することに関しての許可申請。
全世界にプレゼントを配達するサンタクロースの多くが所属するSanta Claius.Inc.のジョージ(フレンチポリネシア担当)とジャスティン(中東地域担当)の会話。
ジャスティンは、「砂嵐が多く、トナカイでの業務が困難なので、ラクダでの配達を許可してほしい。どっちも四つ足で人や物を運ぶ動物ということは同じ。」と申し出ている。
ジョージは、「トナカイに乗っているからこそ、各国で便宜を図ってもらえるのではないか。」と主張しているが、最終的には、総務部に掛け合うことになった。
なお、ジョージによると、南の島においてモーターボートやジェットスキーで配達するのは、イメージだとのこと。
また、ジャスティンの管轄する中東地域は、宗教上サンタクロースを信じている子供が少ないように思われるが、最近は様々な国籍・宗教の人が住んでいるようである。