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【二物衝撃 No.13】aceleras to’ mis latidos

[ウミガメのスープ]

stamp ある日のこと。

「全ての血液型が不足しています!」

友達と街を歩いている時、献血の呼びかけを耳にした珠梨。

「献血やってるね。珠梨、やってく?」
「あーごめん、私はちょっと…」
「あー、そっかー…」



また別の日。


「全ての血液型が不足しています!」

一人で街を歩いている時、献血の呼びかけを耳にした珠梨は、口をギュッとつぐんで、黙って走って通り過ぎた。






いずれの日も、珠梨に献血をできない理由などはなかったのだが、どうしてだろう?


出題者:
出題時間: 2023年9月18日 10:43
解決時間: 2023年9月18日 12:45
© 2023 gattabianca 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「【二物衝撃 No.13】aceleras to’ mis latidos」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/9022
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stamp *目標である、公称の体重の39kgに少しでも近づけないと。


女子大生の珠梨はYouTuber。
身長153cm、体重39kgを売りにしている…のだが、まあ、それは、半年ぐらい前の数字である。

クラスメイトのYouTube仲間の白音に勧められて、チョコミントアイスにハマり始めたのが運の尽き。
今では、ちょっとその数字から離れてしまっている。

でも、友人たちの前では、「40kgないから、献血できないの〜」と公言している。

まあ、実際は献血できる体重(こう見えて健康体だし、ピアスもしたのはだいぶ前だし、タトゥーなんてもちろんしてないし、最近海外にも行ってない)なので、一人でいる時は別に献血したっていいのだが、万が一誰かに見られたら気まずい。

いや、そんなことより、目標に近付けるように努力しないと。
隣の駅まで走るぞ。
チョコミントのことなんて忘れる。

そう心に決めて、黙って走り始める珠梨であった。


出題者:
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パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy