スマホでインスタを見ていた私は、彼女のペディキュアに目が止まったので、自慢のネイルアートを施した指で、ボタンを押した。
別に私は彼女のネイルなんて好きじゃなかったんだけど。
なぜ?
*要知識かもしれません。その際はFA条件で調整します。
*Q14 セルフリサイクルです。
転載元: 「【足ますか?リサイクル】I’m talkin' pedicure on our toes, toes」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/8718
*サンダル履きの人が行くフロアは限られているから、そのフロアの行先ボタンを押してあげた。
うちのジムは、階によっていろんな施設があるので、大抵みんなエレベーターで移動する。
ロッカールーム。
マシンスタジオ。
ゴルフレンジ。
プール。
ダンスやエアロ用の大きいスタジオ。
そして、ヨガやピラティス用の小さなスタジオ。
私は、ダンススタジオに向かうため、ロッカールームの階からエレベーターに乗り、いつもの癖でインスタをチェックしていた。
「あ、すみません。」
スマホに気を取られ、下を向いていて気付かなかったのだが、女の子が駆け込んできていた。
ふと足元を見ると、きれいに足の爪にネイルアートをしている。
ジムではみんなスニーカーを履いている。
ペディキュアが見えるサンダルを履いているのは、素足で参加するヨガスタジオに向かう人ぐらいだ。
だから、私はヨガスタジオのボタンを押してあげた。
「あ〜ありがとうございます」
そうお礼を言われた。
なお、私は足の爪の形が悪いから、ペディキュアはできないし、サンダルも履かない。
だから人のペディキュアにも興味がない。
どうでも良いことだけど。
「あー来た来たおねーさん。ねえ、今度ヨガもやってみません?ピラティスとか」
「…やだ」
「え、どうして??」