カメコには毎日風呂上がりに体重計で体重を量る習慣があるのだが、カメコが体重計に乗る際、片足立ちで体重計に乗ると体重が本来の半分になるという現象が必ず起きる。カメコが体重計に乗る際には1台の体重計に片足の裏が接触していることを除けば他の物には一切触れていないのだが、何故このようなことが起きるのだろう?
転載元: 「【足ますか?リサイクル】タラリアを履く少女」 作者: ねじ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/8717
カメコが体重計に跳び乗っているから。
① カメコが飛び上がる。(宙に浮いている状態)
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② 片足が体重計に触れると、体重計の数値が0kgから増加し始める。
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③ 数値が一瞬「本来の体重の半分」になる。
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④ 「本来の体重」より少し多い数値になる。
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⑤ 体重計内蔵バネの振動に従い、数値が細かく増減。
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⑥ 「本来の体重」を表示。
この場合、一瞬だけ「本来の半分の体重」になるという現象が起きる。
ただし、体重計が重量をリアルタイムで表示する仕様であることが必須。
体脂肪率も算出してくれるような高機能の体重計だと、数値が安定してから体重を表示する仕組みになっているケースがあるため、あんまり成立しない。
また、デジタル式だと、そもそも「本来の半分」を表示できない場合も無いことはない。
もしカメコが、ゆっくり静かに体重計に乗るならば、床等から体重計に体重をかけていく過程に「本来の半分を示す瞬間」があることになる。
この場合は体重計に乗っていない足が床等に触れており、問題文の「他の物には一切触れていない」という条件を満たさない。
なお、体重計に跳び乗ることは、測定者と体重計の保安のために避けるべきである。