強欲すぎた男

とある強欲な男が夜空を見上げると、一筋の流れ星が見えた。
男がすかさず「大金をくれ！大金をくれ！大金をくれ！」と叫ぶと、目の前に札束がぎっしり詰まったカバンが現れた。

男はもちろん喜んだのだが、数分後には大金を願ったことを激しく後悔した。

さて、男が手に持っていた物を当ててください。

◯質問回数に制限はありません。
◯少し要知識かもしれません。

答：　魔法のランプ

強欲な男は「どんな願いも3つまで叶えてくれる」という魔法のランプを手に入れた。伝説通りにランプを磨いてやると、もくもくと煙が立ちこめた。
男が思わず煙を見上げると、ちょうどそのタイミングで夜空に一筋の流れ星が見えた。どこまでも強欲な男がすかさず「大金をくれ！大金をくれ！大金をくれ！」と叫ぶと、煙の中から「お主の願い、確かに聞き届けた」と声がかかった。

煙が晴れると、男の目の前には大金が入ったカバンが突如現れた。
これを見た男は喜んで再びランプを磨いたが、うんともすんとも言わない。ランプの精が、「大金をくれ！大金をくれ！大金をくれ！」という3つの願いを叶えてランプの中に帰ってしまったことを悟った男は、願い事を一気に使い切ってしまったことを後悔したのだった。