ある三人は悪魔を退治するために悪魔の棲む家に入っていきました。
そして、三人は悪魔の棲む家に入ったまま行方不明となってしまいました。
男はその行方不明の三人を探しに悪魔の棲む家に入ったのです。
男は行方不明の三人を見つけることができました…が……
その三人にこの家に棲む悪魔だと勘違いされて殺されてしまいました。
翌朝、男は遺体で発見されました。
フフ……一つキミに面白い話をしよう!
「悪魔が棲んでいる」と噂されている家があるんだけど。
そこにね、無謀にも悪魔を退治しようとかいう三人組がやってくるんだ。
そ・こ・で! ボクはその三人を家の中に一時的に閉じ込めたんだ。
でねー、数日間閉じ込められた三人はウロウロしてるうちにあの紙の存在に気づいたんだよ。
あっ、あの紙っていうのは「お前らをここに閉じ込めた、外に出たければ悪魔を殺せ」って書いた紙のことだよっ★
それ見た三人はね、出口じゃなくてそこにいるはずのない悪魔を血眼で探し始めたんだよ。
ホントあいつらって悪魔のことしか頭にないよね。出口ならそこにあるのに。
でね、そんなときに一人の男がこの家にやってきたんだよ。
えーと、フフ……依頼されて三人を探しにきたみたい……
ボクはね、とっても親切だから「この先、悪魔の棲む家 キケン」って警告したんだけど、その男は警告を無視して家に入ってきたんだ。
でさ、こっからが面白いんだけど、三人と男が出会ったとき、どうなったと思う?
それはね、なんと! 三人は男を悪魔だと勘違いして襲ってしまうんだよ。不思議だよねぇ、やっぱ極限状態だとそうなるのかなー。
襲われた男はね、抵抗虚しくも殺されてしまったんだよ。身元がわからなくなるほどに。それはもうヒドい有り様でねー、三人の悪魔への憎しみがそうさせたのかって思っちゃうぐらいにね。
男は依頼されて三人を探しにきただけなのにねー。
まぁ、その三人組は外に出られて良かったね、無事じゃないと思うけど…フフ……
あーそれと、損傷が激しくて警察は男の身元がまだわかってないみたいなんだ。
まぁ、ボクは誰なのか知ってるけどね。
え、なんで男が誰なのか知ってるかって?
もうわかってるくせにとぼけちゃってー、そんなのボクがその男に三人を探すように依頼したからに決まってるじゃないか。
アッハハハハハ!!