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【黒ますか?リサイクル】people want to love and be loved

[ウミガメのスープ]

stamp 黒井くん、黒鉄さん、黒沢くん、黒田さん、黒部くん。苗字に「黒」がつく生徒はみ~んな3年1組に入れられたというのに、黒川くんだけはその苗字が理由で3年2組に入れられた。この学校の人間は生徒も教師もすべて異なる苗字なので「黒川という苗字が2人いて紛らわしい」などということもないのだが、なぜ黒川くんだけ3年2組に入れられたのだろう?

*Q5 おっさんのリサイクルです。


出題者:
出題時間: 2022年10月4日 23:03
解決時間: 2022年10月4日 23:17
© 2022 gattabianca 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「【黒ますか?リサイクル】people want to love and be loved」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7962
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stamp*3年2組は多様な文化的背景を有した子供たちを集めたクラスだから。

20XX年。
多文化社会の到来により、多様な文化的背景を持った生徒が、半数を占める学校も増えてきた。
この海亀中学校も、その一つである。

1学年2クラスのうち、1クラスは、そのような多様なバックグラウンドを持った子供達を集めたクラスとなっている。
3年2組もそのようなクラスだ。


「えーっと、黒川…くん?」
猫山先生は、見るからに異国風の外見の少年にそう呼びかけた。


「はい…周りに勧められて日本人っぽい苗字にしましたが、本当は、Krakowerクラッカウワーです。」



黒川くんと喋っている限り、そこまでの違和感も感じないが、漢字の読み書きはあまり得意ではないらしい。
また、黒川くんの両親はあまり日本語を話せず、家庭では母国の文化が色濃く残っているようだ。




「わかったわ。このクラスにはいろんな文化的背景の子がいるのよ。みんなでいろいろ学んでいきましょうね。」

「はい、おねがいします、猫山先生。」



このクラス、海亀中学校3年2組のポリシーは、「母国の文化を否定することなく日本の文化を学び、さらにその他の文化も尊重していく」である。
この「多文化共生」の教育方針は世間でも高く評価されており、日本のバックグラウンドしか持たない生徒でも、入りたいと希望する子がいるほどなのである。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy