カメオ大陸の一部にシンディ国という国があった。
シンディ国は先進的な政治と質の高い軍隊で知られており、カメオ大陸近辺でも重要な国家だった。
だがある時シンディ国軍を煩わしく、同時に自分の物にしたいと思ったウミガメ国により戦争を仕掛けられてしまう。
兵士の質こそシンディ国の方が高いが、数やウミガメ国の技術に押され防戦となっていた。
そんな中、ウミガメ国が国民に向けて戦争の為に総動員するというお触れを出した。
これはシンディ国にも伝わり、聞いた者の中にはシンディ国の敗北を覚悟した者もいたが
総動員のお触れが出たことでウミガメ国との戦争はシンディ国が勝利を収めた。
いったいどういうこと?
転載元: 「悪役の帝国が必ずしも悪の帝国ではない気がしてきた」 作者: 白石コーソー (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7931
ウミガメ国はシンディ国と戦争状態だったにも関わらず、向かい側にあるらてらて国に対して宣戦布告した。
ウミガメ国はらてらて国を「資源力に反し兵力が低い」と判断し、ウミガメ国はらてらて国への戦争に向けて総動員のお触れを出していた。
この総動員の影響でシンディ国側の戦争対策は非常に手薄になり
質の高い兵を持つシンディ国軍は防戦一方だったウミガメ国を陥落させることが出来た。
聞くところによると、ウミガメ国は大国で技術力は高いものの圧政を敷いていたようで
兵士の士気は高くない他、自国の敗北を喜ぶ者までいたそうだ。
また、シンディ国軍は確認の為にもらてらて国まで向かったのち
らてらて国に対する兵力と資源力を相互補完したい旨の対等な交渉を経て
旧ウミガメ国を含めて一つの国「らてらて=シンディ国」通称ラテシン国となり
資源・技術・政治において十分な国家としてカメオ大陸の大国として長く平和を築いたという。