月の見える空の下で、街灯ひとつ灯ることのない道を息を切らして駆け抜けて行くカメコ。
近所に住む顔見知りのカメゾウじいさんは、そんなカメコとたまたますれ違った。
「どうしたんだ、こんな時間に」と心配して問うと、カメコは学校へ行くのだという。
全てを察したカメゾウじいさんは気をつけてと言ってカメコを見送った。
カメコはなぜこんな時間に学校へ行くのだろう?
転載元: 「目を覚ました恐怖」 作者: エルナト (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/792
真昼の月が昇る空の下で、寝坊してしまったカメコは通学路を全速力で駆け抜けていた。
もう確実に間に合わないということは理解した上で──
「どうしたんだ、こんな時間に!」
すれ違い様、顔見知りのカメゾウじいさんが尋ねた。
「決まってるでしょ、学校です!遅刻、遅刻!!」
「気をつけてな、事故に遭うなよ!」
カメゾウじいさんは苦笑いを浮かべながら、走り去るカメコを見送った。
***答え***
寝坊してしまったから。
※状況が説明できていれば単に遅刻したから、などでも可。
※遅刻の理由として成立すれば別解も可とする。