七三分けが自身の最高のヘアスタイルと自覚するカメオ。
しかしそんな彼が突如5分刈りになり周囲にドヤ顔。
一体、何故?
「こちらはQ7、タカシンさんの問題文のリサイクルになります。」
転載元: 「【分けますか?リサイクル】へいゆー。その五分刈り、チョーイケテルネー!!」 作者: μCraft (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7912
火事現場で、カメオは逃げ遅れた子どもたちを助けたとき、火が燃え移り髪の毛が焦げてしまった。
焦げた髪の毛を切られて、七三分けができなくなったカメオは断腸の思いで髪型を五分刈りにした。
ある日、火事での救助したときの話についてメディアから取材がきた。
誉められて気分をよくしたカメオは、ドヤ顔で周囲の記者にそのことを話した。
「あれ?その髪型どうしたの?」
「あー実は火事で逃げ遅れた子どもたちを助けたんだ。で、そのとき髪が燃えちゃってさ、この髪型になっちゃっただよな。」
「へーすごいね。でもカメオ、七三分けじゃないのに悲しそうじゃないね。どうしてなの?」
「そりゃショックだったさ、あれは最高のヘアスタイルなんだから。でも火事の件でいろんなところから取材がきてな、モテモテだったなー。いろいろものもらったり、ファンレターまでもらったりしたなぁー。」
「あーほら、これだよ。堂々と勇ましくインタビューに答えてるだろ?『この街のヒーロー』って言われて讃えられたんだよ。どうよこれ?」
(50歳無職のカメオのドヤ顔のせいでインタビューの内容が頭に入ってこない。)
「へーすごいね。ところでヒーローさん、ちょっと困ってることがあるんだけど助けてくれる?」
「もちろん、なんたって『この街のヒーロー』だからね。」
「ありがとう!じゃあ、家の掃除と洗濯と屋根の修理、あと醤油とモーニングスター買ってきてね!」
「………おっと、どこかで助けを呼ぶ声が!今すぐ助けにいかないとな!!じゃあ、またな!!!」