分け入っても分け入っても青い山。どうやら道に迷っちまったみたいだ。だが後ろからは奴らが追って来ているようだし、引き返す訳には行かない。一体どうすれば……。む?あんなところにCindyユーザーっぽい見た目の人影が。どうする?助けを求めてみるか?
転載元: 「【分けますか?リサイクル】Happy With What You Have To Be Happy With」 作者: メロトロン (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7885
退行人格:トミー
10歳ぐらいの少年。コーヒー好き。香りにこだわるタイプ。
様々な種類の豆や抽出方法をこれまで試してきたはずだが、大部分は記憶から失われている。
盲目的にブルーマウンテンの香りだけを心の拠り所としているため、返答が強迫観念気味になるときがある。
段ボールハウスを王室、公園のベンチをコーヒー屋と認識しており、雨上がりの公園に漂う植物のむわっとする臭いで嗅覚が刺激されるとコーヒーを欲しがるようになる。
本体:ジミー
50代の男性。元運送業者。職場で年下の上司を殴ってクビになり現在はホームレス。
かつてコーヒーを愛飲していたジミーは、現実逃避のためにコーヒー好きの少年「トミー」の人格を作り上げた。
普段の生活はトミー少年の人格で行われており、廃品回収業を宝探しゲームと思いこんで日銭を稼ぎ、粗末な食事を摂るのがやっとの暮らしをしている。
トミー少年が公園の泥水をコーヒーと称して飲んだ時だけ、あまりの不味さに一時的に正気に戻る。
こんなことを繰り返していてはどうしようもないと頭では理解しているが、何をすればこの生活から抜け出せるのか途方に暮れており、何らかの行動を起こす意欲も失っている。
コーヒー道の追及やポイントカードの有効期限を脳内捏造することで、忙しいから他のことに手が回らないという幼稚な言い訳にしている。
正解:
長い間、ジミーは文字通り泥水を啜って暮らしてきた。
そんな彼と対話し、かつて愛飲していた本物のブルーマウンテンを「分け」与えることでFAとする。
そうすることによって、ジミーは生きる気力を取り戻し、社会復帰への道を歩みだそうとするだろう。
King Crimson - The Power To Believe
「Happy With What You Have To Be Happy With」
―満足すべきもので満足しなければならない。
The Who - Tommy
「Pinball Wizard」
―聾唖で盲目のガキが、まともにピンボールをやりやがる!
The Who - Quadrophenia(四重人格)
「Doctor Jimmy」
―ジミー博士とジム氏は、僕がジンを飲んだ時だけ現れる。