暴力団の一員である佐藤翔太は普段懐に血糊を入れて持ち歩いているのだが、これは経験の浅い新人を守るためだという。
一体どういうことだろう?
転載元: 「死んだふり作戦」 作者: ブラックホール (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7818
要約:新人がミスをした際に血糊を使って自分が痛めつけようにみせかけることで、これ以上他の人間からの制裁を受けなくていいようにするため。
詳細:
翔太の先輩にあたる山田俊介(30)は非常に凶暴な性格をしており、「一度怒らせたらけじめとして骨や歯の数本は持ってかれるのを覚悟しないといけない」と言われている。
ある日、翔太は経験浅い新人が俊介の前で大きなミスをしたのを耳にした。翔太はその件について俊介の耳に入るよりも早く新人を個室へ呼び出してこう言った。
「このままだとお前は兄貴に半殺しにされる。だから今から黙って俺の言う通りにしてくれ」。
その後翔太は部屋の外まで聞こえるように怒号と罵声を浴びせながら新人に血糊で偽物の傷を作った。
小一時間ほど経過した後、翔太は部屋からズタボロになった新人を引きずって出てきた。
そして俊介にこう言った。
「兄貴が手を出すまでもありませんよ。もうミスしないように俺が徹底的に『教育』しておいたので。」