退屈な古文の時間中に『子子子子子子子子子子子子』という文を見つけた高村。彼は謎々かと思いしばらく考えた末に一つの答え(あるいは読み方)を思いついた。それを思いついたのは高村が普段考えている空想のおかげだった。子が一つでも多かったり少なかったら思い浮かばなかったかもしれない。どんな答えだろうか?
転載元: 「繰り返しますか?開催者枠①オマージュ 怪文」 作者: FCK (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7729
ここは様々な動物が通うアニマルスクール
ねずみの「高村」は、退屈な授業中にはいつもこんなことを考えていた。
「ご先祖様は惜しいなあ」
「牛の背中に1匹じゃなくて12匹のネズミが乗っていたのなら、牛のゴール前に12匹のネズミがゴールして、ネズミは一年中あらゆる動物を凌ぐ神の加護が得られたのになあ」
「当然、猫はいないよ。ふふっ」
そんなある日、高村は古文の授業で「子子子子子子子子子子子子」という謎の怪文を見つけた。
意味がわからずしばらく考えた末に、高村はハッと気づく。これこそが、高村が空想で描いた理想の「十二支」だった。