動かぬ証拠により、男たちの足取りが判明した。
男たちがその証拠を残したのは生まれる前の出来事のため
亀雄は彼らの行動には全く関与してないが、亀雄は天を仰いだ。
いったいどういうことだろうか?
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初出題(二回目)です。
おっさんにSPをしていただきました。
本当にありがとうございました。
※1 2022年7月20日(水)20時00分で出題期間終了の予定です。
※2 17日(日)以降、未回答の質問がない状態で24時間経過時、
終わる可能性があります。(詳細はメモ欄を御確認ください)
転載元: 「大海を知らず」 作者: kUma (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7608
亀雄には宇宙飛行士になり、最初の日本人として月に行くという夢があった。
亀雄は子供の時、最初に月面に着陸した男たちの映像の記録を見て宇宙飛行士
に憧れたのだ。しかし時が経ち真剣に将来を考える年齢になり、両親からあの
映像は捏造だから目指すのをやめなさないと猛反対を受けた。亀雄にはその言
葉を完全に否定できるほどの確実な根拠が無く、自身もわずかに疑念を持ち、
将来の職業について悩み始めるようになった。そんな時、友人が見せてきた月
探査機が撮影した最近の写真には、はっきりと50年前の足跡や直立不動の星
条旗などが当時のまま残されていた。月には空気や水がないため風もなければ
風化もしなかったのだ。そうか、あの一歩は本物だったのだ!! 彼は空を見
て感極まり涙を流しながら、天の月に想いを馳せたのであった。
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簡略解説
亀雄は月探査機が撮影した月面の足跡(形跡)を見た。そして宇宙飛行士たち
が月面と地球を往復したのは捏造ではなく真実だったと分かり、上空の月を見
上げ、思いを馳せていたのであった。