僕の彼女は美容マニアで、時に魔法の呪文を唱える。
「エコロ◯カルコン●ウンド!」
「アドバン●ドナイト◯ペア!」
「クリ◯リーコレクティブダーク●ポットソリューション!」
それが、今日は、
「家にあれば笥に盛る飯を草枕」
っていう呪文を唱えてたんだ。
何か唱えると美容にいいこととかあるの?
*この問題は亀夫君問題です。YES/NOで答えられる以外の質問もできます。「僕」に質問してください。
*Q11 セルフリサイクルです。
転載元: 「【文系ますか?リサイクル】every little thing she does is magic」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7497
「僕」が女の子と会っていることを感じ取り、彼女は、その証拠をつかもうと、彼のスマホのパスワードを和歌に擬えて記憶した。
*「僕」が彼女にその意味を尋ねても、本当のことは教えてくれない。
*彼女の最近の様子については「特に変わらない」…が、時々寂しそうな顔をしていることもある。
*「僕」から見た彼女は、綺麗でおしゃれで頭が良くて性格が良くて仕事ができて素晴らしい女性、と言いつつも、どこか歯切れが悪い。「僕」に結婚について尋ねても、なんとなくはっきりしない。でも、浮気をはっきり指摘されない限り、自分からは言わない。
*僕(山本仁):27歳。公務員。サークルの2個上の先輩である園田と7年付き合っている。4年前から一緒に住んでいるが、結婚はしていない。去年から、職場の後輩と浮気しているが、本当に好きなのは園田。機械工学科卒。
*彼女(園田蛍):29歳。会社員。美容マニアで美人。仕事もできて頭もいいが、数字を覚えるのは苦手である。国文科卒。
「ごめん。本当にごめんなさい。本当に好きなのは蛍だけだから。」
「…わかったよ。信じる。勝手にパスワードとか盗み見してごめんね。でももう二度としないで。私が誰のために自分を磨いてるか、わかってる?悲しい思いすると、どれだけ高い美容液つけても、本当に意味がなくなっちゃうんだよ?」
「もう絶対悲しませないから。…週末、新作のコスメでも一緒に見にいく?」
「いいよ。そういうのは自分で買うし。その方が効くような気がするから。
だから申し訳ないと思うんだったら、指輪でも買ってきて?左手の薬指は、6.5号」
「え?」
「一生あなたのために美容マニアでいさせて。じゃ、行ってきます。」
*パスワードはh6d7r5gp(home, dish, rice, grass, pillowの頭文字の間に上の句の文字数6、7、5を挟んだもの)。
この歌に擬えられることに蛍が気づいたことは偶然。
*最初の方の呪文は高級化粧品の名前(実在のものを一部伏せ字)。