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Cindy童話 大きな牛

[ウミガメのスープ]

牧場から離れていこうとしている牛を見かけた牧場主のカメオは、慌てて牛にしがみつき、引っ張った。

うんとこしょ、どっこいしょ。

それでも牛は止まりません。

それを見た、カメオの後ろにはおじいさんが、その後ろにはお婆さんが、その後ろには妻が、その後ろには犬が…と、どんどん人は増えていき、それぞれがしがみつき、みんなで牛をなんとか引っ張っていた。

カメオたちがそこまで牛一匹に必死になっているのは、牛を引っ張るのを諦めると、カメオの命が危なくなっているからだという。

一体どういうこと?


出題者:
出題時間: 2022年4月22日 22:33
解決時間: 2022年4月22日 22:35
© 2022 ドナ 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「Cindy童話 大きな牛」 作者: ドナ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7243
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牧場の上空に突如UFOが現れると、スポットライトが当たるように牛が照らされ、徐々にufoの方へ浮かんでいっていた。
それを見たカメオは牛にしがみつく。
だが、それでも上がっていく牛。
その後ろにおじいさんがしがみつく。
それでも上がっていく牛。
その後ろにおばあさんがしがみつく。
それでも上がっていく牛。
………
何人もしがみつき、ようやく力が拮抗した時には、牛は高さ10mまで上がっており、地上から人で作られたロープのように、人が連なっていた。
必死になっていたカメオは、ふと冷静に考えた。
疲れてきたし、牛一匹ならもうくれてやってもいいが、今手を離したら、落ちて死んでしまうのでは…引っ張るのをやめてもらってUFOに連れ去られても、それはそれで危険ではないか…と。
どちらにしろ、この人間綱引きに勝つしかないことがわかったカメオは、牛に必死にしがみつき、みんなに引っ張ってもらうのだった。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy