一流大学を卒業して、バリバリと働いているカメミ。
「今の職場の倍出す。うちで働かないか。」
そんな魅力的なオファーを、カメミは激怒して断った。
どうしてか。
※Q1.gattabiancaさんの問題です。
転載元: 「【狩りますか?リサイクル】the manager that only look at the surface will not succeed」 作者: ブラックホール (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6906
要約:かつて学歴を馬鹿にして自分を面接で落とした会社が、数年後に一流大学を出て名誉教授になった自分を知った途端、手のひらを返すようにオファーをしてきたから。
一流の科学者になることを夢見ている高校生のカメミは、日々たゆまぬ努力をし、知識とスキルを磨いていた。
就職活動の時期になり、有名企業であるA社に申し込んだ。
そして迎えた集団面接。「次の方自己紹介をどうぞ。・・・ああ、〇〇高校卒のカメミさんねw・・・はぁ。・・・はいはい。・・・ふーん。ええ、もういいですよ。次の方どうぞ。おお!T大学を卒業されたんですか!?優秀ですね。え、なになに・・・!?」
懸命に自分の実力をアピールするも、ろくに話を聞いてもらえなかった。
その日の帰り、拳を握りしめ、思わず悔し涙を流したカメミ。
その後1年間独学で勉強し、一流大学に入学した。
そこで優秀な成績を収めたカメミは飛び級をして最速で博士号をとり、そのままその大学の名誉教授になった。数々の論文を投稿した彼女の能力は瞬く間に知れ渡り、世界中から高く評価された。
そんなカメミのもとにある日届いた1本の電話。
「もしもし、カメミさんですか!?お久しぶりです!A社の〇〇と申します。お噂はかねがね聞いております!うちで働きませんか!?今の職場の倍は出しますよ!」
・・・この声と会社名は聞き覚えがある。
自分の学歴を見て鼻で笑ったアイツだ。
自分の努力を踏みにじったアイツだ。
カメミは大きく息を吸ってこう叫んだ。
「お断りだこの〇〇野郎っ!」