先日行われたテストの結果を見ていたBさんは、自信があった数学の点数が予想よりも低くてとても落ち込んだ。
そんなBさんを慕っているAさんは、クラスで一番高得点である自身の数学の点数を自慢げにBさんに語った。
なぜ?
転載元: 「ドS」 作者: ブラックホール (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6892
Bさんは数学教師でAさんの担任の先生。
先日、大学入試の共通テスト(旧:センター試験)が行われた。
自分のクラスの各生徒が自己採点を行って採点表を提出するのを集めていたBさん。
4~5人ほど集めたところでチラリと数学の項目を見たのだが、どの生徒も点数が低い。
あんなに対策を練ってみんなで頑張ったというのに。
自分の教え方が悪かったのか・・・と落ち込むBさんの前に颯爽と姿を現したAさん。
自信たっぷりに採点表を握りしめ、眩しい笑顔でピースサインをしながらこう言った。
「先生!やったよ!やっぱり先生の教え方は間違っていなかったんだ!」
その採点表の数学の項目には「100」という数字が記されていた。