「私メリーさん。今あなたの家の玄関の前にいるの。」
「私メリーさん。今あなたの部屋のドアの前にいるの。」
「私メリーさん。どうしてドアを開けてくれないの。どうして。どうして。」
メリーさんはどうすればいいのだろう?
*〈ウミガメコース〉〈変わり種亀夫君コース〉を選んでください。
*一度選んだコースは基本的に変更できません。
*1月7日(金)22時ごろまでの予定です。
〈ウミガメコース〉
※通常のウミガメです。
※YES/NOで答えられる質問をしてください。
※客観的真実に基づいて回答します。
〈変わり種亀夫君コース〉
※メリーさんに対して質問をしてください。YES/NOで答えられる以外の質問もできます。
※行動指示もできます。
※良質はつけません。(後でまとめてつけます。)
※メリーさんの主観ですので、客観的真実とは異なっている場合があります。
*この問題はメラさんのSPを受けています。メラさん、ありがとうございました。
*この問題は、2020年10月〜の「ますか?」のお題と、「ヘラクレスの12の難行」を掛け合わせた、連作「エルコーレビアンカの12の冒険」の1問です。
この問題のテーマは、【卵 vs ヒッポリュテの帯】です。
転載元: 「find myself in times of trouble【遅れてきたHBC】」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6831
場所はマンション。
新人配達員のメリーさんは、荷物の配達先の部屋の前にいるが、目当ての人は引っ越してしまっている。
隣の部屋の人を呼び出し、目当ての人が引っ越していることを解明できればFA。
*セリフの1行目はアパートの玄関の前、2行目、3行目はアパートの部屋の前にいる。
*アパートのオートロック玄関をなぜ入れたかの説明はストーリーにあるが、FA条件とはしない。
〜キラーニーストリートにて〜
メリー・キルパトリックはAmaz○nの配達員だ。
今日はキラーニーストリート38番のアパートに配送にきた。
アパートの玄関で部屋番号14番を押す。全く出ない。困った。
〜日本にて〜
一方、キラーニーストリート38番のアパートの14号室に住んでいた猫山御影。
先週帰国したばかりだ。
彼女が住んでいたキラーニーストリートのアパートは、アプリでドアの開閉を遠隔操作できるようになっている。
もちろん、退去する時にアプリをアンインストールするのが普通だが、まあいいかと思って消し忘れてしまっていた。
何度もアプリがなるので、つい、日本からなのに「open」を押してしまった。
「あ、どうしよう…今頃地球の裏側で、あのアパートの玄関の鍵が開いている…」
〜キラーニーストリートにて〜
何度もベルを鳴らした結果、ようやく玄関から中に入れたメリー。
しかし、肝心の14号室のベルを押しても、ノックをしても、誰も出てこない。
それはそうである。14号室の住人、猫山御影はすでに帰国してしまっているのだから。
途方に暮れるメリー。
〜日本にて〜
そういえば。
キッチンナイフとベルトをAmaz○nで買ったけど、届かなかった。
まあ帰国のゴタゴタで忙しかったし、そんな高いものでもないから、まあいいかと思って諦めていたのだが、だいぶ遅れて届いたのかもしれない。
あ、後任の岡本茨が15号室に入居したはずだ。奴にLINEでも送っておこう。
「茨?ごめん。私の部屋にもしかしたらAmaz○nの人が荷物届けに来てる人がいるかも。対応しといてくれる?」
〜キラーニーストリートにて〜
そうか。隣の人に聞いてみるという手があるな。もしかしたら預かってくれるかもしれないし。
「ハーイ。あたしメリーさん。14号室のミカゲにAmaz○nの荷物を届けにきたんだけど、全然出ないの。玄関は開けてくれたのに。どうしたらいい?」
「あー、私は彼女と同じ職場で働いてるの。彼女はもう帰国しちゃったけど、急がない荷物なら預かるわね、メリーさん。」
「ありがとう。助かったわ。…あなたもミカゲも日本人なのよね。日本人の大人の人の名前には『さん』がつく、って漫画で読んだけど、合ってるかしら?」
「自分で名乗るときはつけないんだよ、メリーさん…」
猫山御影:謎の国際協力機関で働くお馴染みキャラの彼女である(gattabiancaプロフィール欄参照)。帰国した。
岡本茨:御影と同じ機関で働く職員(新キャラ)。御影の後任として赴任してきた。
相変わらず名前の元ネタはマルーンの駅である。
メリー・キルパトリック:Amaz○nの配達員の卵。まだ配達員を初めて2日目。漫画を通じてちょっと日本文化を知っている(そういう人はそこそこいる)。
キルパトリックはアイルランド系の苗字であるが、牡蠣料理の名前でもある。うまい。
なお、実際にはアイルランド系だとMaryはMaureenになるらしい。
通りの名前も「Killarney」とアイルランド系で揃えてみた。
インターフォンアプリ:割と一般的らしい。gattabiancaのアパートにもついていた。
「さん」:前どこかで書いた気がするけれど、日本人同士で英文メールでやりとりする(日本人以外がccに入ってる時など)ときは、「Dear Gatta (ファーストネーム)san,」とsan付けでアドレスするのが慣し。(もちろんそれ以外の国の人にはつけない。)
gattabiancaの業界界隈限定ルールだったんでしょうか?