アンティークやヴィンテージが大好きな猫山御影。
…と言っても、アンティークに関する知識は皆無。なんとなく好きなだけである。
海外赴任中の御影は、お宝を探しに郊外のヴィンテージマーケットにやってきた。
そこで、とても雰囲気のある素敵なお皿を見つけた御影。
柄や傷、欠けを確かめたり裏をひっくり返したりして、ちょっと詳しそうなふりをしてから、「これはいつ頃のものなの?」とマーケットの店主に尋ねた。
だが、店主はどうやら英語がわからないらしい。
現地の言葉で、「どのぐらい」「古い」などを繰り返してみるも、「古い」と言われるだけであった。
しかし、「少なくともこれは80年代以前のものだな」と当たりを付け、軽く値切って買うことにした。
なぜ、御影はその皿が80年代以前のものだとわかったのだろう?
なお、上述のとおり、御影にはデザインの流行・陶器メーカーなどに関する知識は全くないものとする。
*専門的知識とまでは言いませんが、若干陶器についての知識が必要かもしれません。
検索も可です。
*3人正解が出た時点で解説を出します。
3人正解が出ない場合、11月12日の朝6時頃に解説を出します。
*不定期回答となります。ご了承ください。
転載元: 「Es war um 1780」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6632
御影が皿をひっくり返したところ、裏印にはある国の名前が刻印されていた。
御影はデザインやアンティークのことはわからないが、国際関係のことなら仕事柄知識は持っている。
その国は、政変があって、90年には消滅しているはずだ。
ということは、この食器は少なくとも80年代以前に作られたものだ。
30年以上も前のものにしては、なかなかコンディションも良く、デザインも逆におしゃれだ。
しかもお手頃価格。
御影は喜んで買ったのであった。