どっちから読む？

漢字が一文字ずつ、計十個、横に書かれた一枚の紙がある。
紙の中に熟語は書かれておらず、それぞれの文字が一文字で独立した意味を持っている。
この紙をAさんに向けて「左から順に読んで」と聞いた場合と、
「右から順に読んで」と聞いた場合とでは、Aさんの漢字の読み方が異なるという。
一体どういうこと？

書かれた漢字は『一　二　三　四　五　六　七　八　九　十』。
Aさんは左から読んでと言われたら「いち、に、さん、『し』、ご、ろく、『しち』、はち、きゅう、じゅう」と発音し、
右から読んでと言われたたら「じゅう、きゅう、はち、『なな』、ろく、ご、『よん』、さん、に、いち」と発音する。