長い時間の果て、とうとう鬼ヶ島に着いた桃太郎
彼が鬼の所有する金銀財宝を手に入れた時に涙を流したのは何故?
転載元: 「パーフェクト・スーパー・イーヴィル」 作者: aione (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6303
A :桃の中に入ったままで鬼ヶ島に漂着した際拾ってくれた、財産を所有していた育ての親(鬼)が死んだ事により財産を相続したため
~以下、只のフレーバーテキスト~
昔々あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいませんでした。老人二人だけで生き残れるほど戦国の世は甘くありません。
そんな時、川上から大きな桃がどんぶらこっこ、すっこっこと流れて来ましたが、拾う人がいないのでそのまま川を下り海へと流れ出ました。
それから数年後のある日、鬼ヶ島に住む一匹の鬼が海で腰みのに着いた返り血を流そうとしていたところ、浜辺に大きな桃が流れ着いているのを見つけました。
早速鬼が桃にかぶりつくと、なんと桃の中から玉のような赤ん坊が出てきたではありませんか。
鬼(非リア)「おやまぁ、これは家族の居ない非リアのオラに暗黒水平神様が授けて下すったにちげぇねぇ」
こうして鬼は赤ん坊に桃太郎と名付けて育てる事にしたのでした。
(中略)
日が暮れるまで近所の子供達(鬼)と遊んでいた桃太郎が家の近くまで帰って来ると、いつも立ち上っている炊事の煙がありませんでした。
不安に駆られた桃太郎が勢い込んで家の扉を開けると、なんということでしょう、非リア(鬼)が血だらけで息も絶え絶えになっているではありませんか。
桃太郎「非リア!どうしたんだ非リア!」
非リア「わ、わがんねぇ…刀を持った奴等が急に押し入って来て…」
そうです、鬼殺隊です。
非リア「この島はもう駄目だ……南の入り江にある洞窟に、船と今までコツコツ人を襲って貯めた財宝を隠してある…それを持って島から出ろ…」
桃太郎「財宝なんてどうでもいい!父さんも行こう!」
非リア「太郎…初めて…父さんって………(ガクリ)」
桃太郎「父さぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」
こうして、涙と共に復讐を誓い島から出た桃太郎は、冒険の末に中華料理チェーン店を創業するのですが、それは、また、別のおはなし
〜Fin〜