閲覧者数: ...

【交通機関ますか?リサイクル】車のイロハ

[ウミガメのスープ]

何十年も乗っていた愛車を手放した。しばらくの間、手放したことを後悔したり、寂しく思う日もあった。しかし、数年経って、手放して良かった、と思う場面が増えてきた。もちろん、かなうことならもう一度あの車を入手して乗りたいと思っているのだが、どういうことだろうか。




No.10 gattabiancaさんの問題文です。


出題者:
出題時間: 2021年5月22日 21:03
解決時間: 2021年5月22日 22:09
© 2021 名無し編集者 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「【交通機関ますか?リサイクル】車のイロハ」 作者: 名無し編集者 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/5934
タグ:

個人タクシーをやめてタクシー会社に就職したら、基本給がもらえるようになって生活が安定した。


何十年も個人タクシーを営業していた私は、自車を処分して、タクシー会社に就職した。

最初のうちは、労働時間が組織に縛られる状況が窮屈だった。
個人ならば、状況や気分によって、朝から走り回ったり午後からゆっくり走らせたりすることができたのだが、会社ではそうそうワガママも言っていられない。
もっと稼ぎたいのに「過重労働はダメ!」と強制的に休暇を取らされるのにも閉口し、入社したことを後悔したこともある。

だが最近は、年齢を重ねたせいで無理が利かなくなってきて、あくせくしなくても基本給がもらえる給与システムに感謝するようになってきた。

個人タクシーの時は、病気で休んだら実入りは全く無かった。
いくら普段から貯蓄をしていたと言っても、収入ゼロの日が続くと気が滅入ってくる。
今は、少々の病欠は有給休暇を充てることができるから、精神面でのメリットもある。

ふと、客の要求に合わせて遠方まで車を走らせ、そのまま1週間滞在するような気ままな暮らしが懐かしくなることがある。
でも今はこれで良い。
この生活が、私の身の丈に合っていると思うから。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
Donate using Liberapay
Avatars by Multiavatar.com
Cindy