ウミオは、飛行機づくりをしている。
飛行機に乗る事も好きだったはずなのに、自分の手がけた飛行機に乗る事はない。
なぜだろうか?
*Q19 このはさんのリサイクルです。
転載元: 「【交通機関ますか?リサイクル】Nothing to win and nothing left to lose」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/5866
伝説の空軍大佐ウミオ。若い時は一流戦闘機パイロットとして、引退後は名設計士として活動し、ラテラル国の戦績に大きく貢献した。
しかし、兵力に勝る大国タートリアには勝てなかった。
ウミオは捕虜としてタートリアに連行された。
通常ならば処刑されるところだが、ウミオの能力を失うのはあまりに惜しいと考えたタートリア国当局は、ウミオの命を助ける代わりに、タートリア空軍のために戦闘機の設計をすることを命じた。
軍人としては不名誉な扱いともいえるが、ウミオは軍人である以前に、飛行機を愛し、飛行機の設計を愛していた。
軍人のプライドよりも、設計士としての矜恃が勝ったのだ。
そうして、タートリア国の申出に応じたウミオは、自分では永遠に乗ることのない飛行機の設計を、今日も続けているのである。