砂漠耐久ノロノロレース

とある砂漠の大国に美しい姫がいた。
年頃になった姫に婿候補となっていた、
近隣の小国であるアの国の王子とナの国の王子、2人の王子が姫の婿となるためラクダに乗って現れた。
姫はどちらを婿にするか決めかねていたが、
砂漠の大国の王は娘である姫を渡す気などさらさらなかった。
そこで砂漠の大国の王は2人の婿候補にとある勝負を仕掛けることにした。
ルールは
砂漠の国から約100km離れたオアシスに相手よりも遅く着いたラクダの国の王子に娘を渡すとのこと。
つまりは砂漠耐久ノロノロレース。
照りつける炎天下の中、
普通にレースをしてしまえばこの暑さでどちらもゴール出来ずに朽ち果ててしまう。しかし、レースが始まった途端、あっという間に勝負が決することとなった。
一体なぜだろうか？

普通にレースをしては2人とももたないと思った王子達は、
ルールにあった
砂漠の国から約100km離れたオアシスに相手よりも遅く着いたラクダの国の王子に娘を渡すとのこと。
を逆手に取り、互いのラクダに乗り換えることにした。これにより、先にオアシスに着いたラクダの国の王子が負けとなるため、ノロノロレースから普通のレースとなったのであった。
僅差で勝負に勝ったアの国の王子と姫は幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。笑（問題文、回答文ともに分かりにくかったら申し訳ありません。昔、見たドラえもんの漫画にあったものを引用して作成しました。）