海の見えるレストランにて、一組の男女(カメオとウミコ)がウミガメのスープを注文した。
運ばれてきたウミガメのスープを完食したウミコは、カメオに尋ねた。
「カメオ先輩、以前先輩と別のレストランで食べたウミガメと味が違うような気がしませんか? これ…本当は何のスープなんでしょうか?」
その時のことを、後になってカメオはこう語っている。
「もし"これは本当にウミガメのスープですか?"と聞かれていれば、すぐに答えたのに」
カメオがすぐに答えなかったのはなぜ?
転載元: 「ウミガメのスープ 先輩の苦悩編」 作者: かぼちゃグランド (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/55
解答:
その時はまだウミガメのスープの具が口に入っていたから
ウミコ「カメオ先輩、(中略)これ…本当は何のスープなんでしょうか?」
カメオ「ん?……(もぐもぐ)」
ウミコ「あの」
カメオ「んっんんっん(もぐもぐ)」
ウミコ「もー、先輩食べるの遅いんだから」
カメオ「んー(もぐもぐ)(ごっくん)ごめんごめん。前行った店は安いリクガメを使ってたらしくてこの前新聞に載ってたんだよ。良くない店に連れていってしまったみたいで、ごめんな。この店は他のウミガメ好きにも評判が良かったから、今日こそはウミコに本物のウミガメを味わってもらおうと思ってさ」
ウミコ「え、そうだったんですか…… 確かにここのお肉のほうが歯ごたえがあって美味しいですね〜」
カメオ「んふ?(もぐもぐ)」
ウミコ「今のは「だろ?」ですか?」
カメオ「うん(もぐもぐ)(首を縦に振る)」
その時のことを後になって語っているカメオ「"これは本当にウミガメのスープですか?"と聞かれたなら、首を振ってYESかNOで答えることができたんだよ」