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【猫ますか?リサイクル】Future’s made of virtual insanity

[ウミガメのスープ]

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ダメダメなカメオ君を助けるために、未来から来た猫型ロボットのラテエモン。
ラテエモンは秘密道具でいつもカメオ君を助けてくれたが、ある日突然、「いや、それはできない」と言い、助けてくれなかった。
カメオ君はとても困っているのに。
一体どうして? 
*Q2メラさんのリサイクルです。


出題者:
出題時間: 2021年1月2日 22:32
解決時間: 2021年1月2日 23:21
© 2021 gattabianca 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「【猫ますか?リサイクル】Future’s made of virtual insanity」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/5291
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私はラテエモン。リアルな猫を最大限に再現した猫型ロボットだ。世界最高の技術をなぜリアルな猫の筐体に詰め込んだのかは謎だが、まあ猫好きなこの国の人の考えそうなことではある。秘密道具をどこからともなくちょいちょいと猫パンチで出してくるというのも、ひどく評判がいい。当然のことながら、多くのユーザーは猫好きな人だ。カメオ君もその一人だ。
先日、カメオ君が可愛がっていた猫のミケが亡くなってしまった。カメオ君はひどく悲しんでいた。
「なんとかしてよ〜ラテエモン。」
「最初にお伝えしましたよね。命あるものを生き返らせることと、命あるものを作り出すことに関しては契約適用外だと。」
「分かってるよぉ。だから、ラテエモン、ミケになって。」
「…それはできません。」
「なんで?変身ライトでライオンや虎にはなってくれたじゃん!同じ猫なんだから簡単でしょ?」
「一時的に外見を他の生き物に似せることは可能です。ましてやミケと同じ柄の柄のコートを着るだけだったら、外見交換サブスクリプションの適用範囲なので無料で行えます。でも、カメオ君にとって世界でたった1匹のミケの代わりには、私はなれません。子猫のうちに拾われてきて、大きくなって、歳をとって、命を全うしたミケにはなれないんです。機械のまま、ずっと歳をとることのない、私には。」
「分かったよ。もういい。」寂しそうにカメオ君は部屋を出て行った。

カメオ君が分かることはないだろう。これまで何人ものユーザーが成長し、歳を取り、この世をさっていくのをただ見送らなければいけなかった私の寂しさを。そして、カメオ君もまたその一人になるのだということを。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy