大人気漫画『カメツノヤイバ』の最終巻が遂に発売となった。
各メディアも大々的に取り上げたのだが
初版のみの販売に落ち着いてしまい売上が芳しくなかった。
前巻までは重版されまくりだったのに
一体、何故だろう?
Q3 タカシンさんのリサイクルです。
転載元: 「【終わりますか?リサイクル】We're half way there」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/5160
「カメツノヤイバ」はラテラル国の代表的な漫画作品だが、ラテラル国内だけではなく、国際的な人気を誇っている。
特に大国ウミガメ国での人気は高く、ウミガメ語翻訳バージョンはラテラル語のオリジナルの何倍もの売上を誇っていた。
ところが、ラテラル国とウミガメ国の間の政治的な問題の対立から、ウミガメ国元首は、出版物を含むラテラル国からの一切の輸入を禁じた。「カメツノヤイバ」を含むラテラル国の漫画を愛好するウミガメ国の若者を中心に大きな反発があったが、ウミガメ国当局は方針を曲げなかった。
ウミガメ国での売上を見込めなくなったことから、出版社は通常なら再版に合わせて出版するウミガメ語バージョンの出版を見送ったのである。