核爆弾の撃ち合いにて崩壊したシンディー星。
ところが、当のシンディー星人たちは核が撃ち込まれる前よりも嬉しい様子だ。
いったい何故?
転載元: 「核こそ命」 作者: ツロトヴ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4858
要約:宇宙人からの侵略に備える為、わざと崩壊させたから。
その飛行物体を見かけたのはいつ頃だろうか。突然、謎の飛行物体がレーダーで攻撃してきた。たちまち街は燃やされ、シンディー星人は死に絶えていった。
「このままではまずい」誰かがそう言った。そう、飛行物体は今までに何回も来ていたのだ。しかも、その度に攻撃されてしまう。かろうじて迎撃はしていたものの、あれは単なる偵察機なのかもしれない。
攻撃に備えるべく、さまざまな攻撃手段を選んだ。が、どれも今の技術では不可能なものだった。
「なら、自分たちで崩壊させてみたら?」誰がそう言っただろうか。彼曰く、崩壊した星に見せかけ、宇宙人が来ないようにするよう考えたのだ。この考えは全てのシンディー星人に伝わり、その準備は着々と進んでいった。
そして、ついにあの飛行物体が現れた。しかし宇宙人も宇宙人、崩壊した星に見えたらしく、ついに攻撃することなく帰っていった。
それ以降、あの飛行物体は来なくなった。シンディー星人は平和に戻ったとさ。