精度の高い研究を行えるよう、莫大な費用を投じて高所に建てられた宇宙科学研究所。
ある日、その研究所が未知の星から送られてきた電波を受信した。
数ヶ月後、研究所で働くエス博士は未知の星についての論文を発表したのだが、その論文を読んだ人の多くが「電波を送ってきた星の知的生命体は水中で生活している」と考えたのは一体なぜだろう?
転載元: 「夢の海底都市」 作者: めぐ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4149
エス博士が暮らす「ノーチラス星」は表面積の80%が水で覆われた「水の星」であり、水深200m付近に多くの文明都市が存在する。
水面にある研究所は、より宇宙に近い場所で研究を行うために多くの時間とお金をかけて建てられたものだ。
研究所が受信した電波が、太陽系第3惑星から発信されたものであることを突き止めたエス博士は、早速その星について調査を始めた。
やがて太陽系第3惑星の表面積の70%が水で覆われていることを知ったエス博士は、ここまでの成果を論文にまとめた。
この論文を読んだ人々は、「この星の知的生命体は我々と同じように水中生活を送っているのだろう」と考えたのだった。
FA: 水中生活を送るノーチラス星人が、未知の星=地球が水の惑星であることを知って、地球人も水中で生活していると思い込んだから。