亀を助けたお礼に竜宮城でおもてなしを受けた浦島太郎。
陸上へ戻った彼は、乙姫にもらった玉手箱を開けた。
すると、「もう一度竜宮城へ行かなくては」と決意した。
一体なぜ?
No1. おっさんのオマージュです。
転載元: 「【童話ますか?オマージュ】泡沫の宴」 作者: アシカ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3863
【真相】
玉手箱の底に隠された手紙を読み、幽閉されている乙姫を救い出そうと決意したから。
【解説】
竜宮城の正体は、地上の女を拐かし遊女として働かせる、巨大な遊郭であった。
海底の花魁として高貴な人々の接待をしていた女(源氏名:乙姫)は、密かに竜宮城を抜け出す機を窺っていた。
ある夜、女は高貴な海亀の命を助けたという、とある青年の酌をすることとなった。
誠実そうな若者の人柄を信頼した女は、別れ際に渡した玉手箱の底に、助けを求める手紙をそっと忍ばせた。
地上に帰ってきた浦島太郎は、玉手箱に底に隠された手紙を読んだ。
そして、竜宮城に幽閉されている女を救い出そうと決意した。