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100人斬り

[ウミガメのスープ]

「ああ、これで何人目だろう。もう数え切れないほどだ。」
ベテランは手に刃を握る。
(そうそう、この合図。この合図だよ。高ぶるなあ)
綺麗に済ますには気の迷いが命取りになる。

(決まった、、、)

歓声が上がる。
そうれ、もちろん血なんて流れない。

どういうこと?


出題者:
出題時間: 2019年11月15日 3:38
解決時間: 2019年11月15日 20:03
© 2019 ボウリング 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「100人斬り」 作者: ボウリング (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3793
タグ:

「ああ、これで何人目だろう。もう数え切れないほどだ。」

結婚式の最中だというのに、カメコはそんなことを言いながら感慨に更けていた。

結婚しては離婚を繰り返し続けていたカメコは、正直、今が何人目の結婚相手なのか、これが何回目の式なのかわからなくなっており、それすらも、感慨に更けるには十分な一要素になっていたのである。

ケーキ入刀の時。
カメコは、司会者の「ケーキ入刀!」の合図と同時に夫と共にナイフを下ろした。

会場の人々は歓声を上げた。
会場一杯に幸せムードが広がっていた。

この感覚は何度味わっても感慨深いものがある、とカメコは思った。同時に、この夫との永遠の愛を確信し、会場の皆の祝福に涙ぐんでいた。

(あぁ!みんな!ありがとう!夫との永遠の愛を誓うわ!)

その時。無情にもヤジが飛ぶ。

「ぃよっ!結婚のベテラン!笑」


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy