海亀駅連続通り魔事件

海亀駅近辺で連続通り魔事件が発生した。
被害者は仕事帰りの女性ばかりが狙われており、決まって夕暮れ時に犯行が行われていたため、警察がその時刻に張り込みを行なったことでついに犯人が逮捕された。

犯人は「海亀駅で待ち伏せし好みの女性の後を付けて犯行に及んだ」と話しているのだが、事件が起きたのは駅の片側だけに圧倒的に偏っていた。
海亀駅には線路の両側に出入り口があり、また駅周辺の住宅密度や人通り、居住する女性の割合や死角、監視カメラの数を含む町並みなど、ほとんどが線路を境に対称的な作りをしていたのだが、何故このような差が生じたのだろう。

駅の東口を出て東に向かって歩いていく場合、西日に照らされ長く伸びた犯人の影が、前を歩くターゲットの女性からよく見え、襲われる前に後を付けられていることに気付くことができたから。