キャンプの夜、凍えそうなカメオは、早く暖まろうと焚き火に手をかざした。その後、彼は右手の人差し指を舐めることで、手をかざすのをやめようと決断したという。
何故?
転載元: 「食指が爆ぜる」 作者: tomo (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3574
キャンプの夜。
気温は一桁にまで下がり、冷たい風が激しく吹きすさんでいた。
カメオは凍えそうになりながら、早く暖まろうと必死だった。
まずは一刻も早く、火を起こさないといけない。
薪を積み、枝を集め、着火剤に火を付ける。
しかし次の瞬間、火は風によって吹き消されてしまった。
カメオは再び火を付けると、今度は風から火を守るために両手をかざした。
・・・どれくらいそうしていただろうか、カメオは風が吹いていないことに気付いた。
指を舐めて立ててみても、全く風が感じられない。
もう、火を守る必要は無いだろう。
そう判断したカメオは、手をかざすのを止めることにしたのだった。