それはある寒い夜の事。
今日は12/24。世はクリスマスイブである。
カメオは手のひらを擦り合わせると、深く息を吐く。
長い時間待っているが、いくら待っても待ち人は来てくれない。
もしかしたら忘れられてしまったのかもしれない、そんな不安がよぎる。
そうして、時間が経ち誰も来ない事が分かると、なぜか家に帰るのではなく、そのままそこに寝転がり眠ってしまったという。
いったいどうして?
転載元: 「待ち人来たらず」 作者: ドナ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3295
漂流してしまったカメオは無人島にて救助を待っていた。
だが、助けは来ず夜になってしまった。
カメオは手に枝を持つと、手のひらを擦り合わせ、息を吹き込みながら火種を作り、なんとか焚き火を作ることに成功した。
今日は12/24。本当なら暖かい部屋で食べ物に囲まれているはずだったのに。
自分の遭難は忘れられているのでは、そんな不安がよぎる。
そして、今日は救助が来る気配がないとわかったカメオは、そのまま眠りにつくのだった。