顔の見えないその生物は、やや不明瞭な、はっきりとは聞き取りづらい音声を用いて、自分たちは地球とは異なる惑星で誕生した知的生命体である……といったようなことを、特に誰に対してというわけでもなく発言した。
カメオはそれに対し、間違いなくその生物の不興を買うであろうことを分かっていつつも、カメオが今現在いる位置のすぐ近くへただちに移動してくるようにと、その生物に要求するのだった。
一体なぜ?
転載元: 「幼年期終了のお知らせ」 作者: 灰色ヤタガラス (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/2638
夏休み。自宅で猛暑にうだっている中学生のカメオ・カメコ兄妹。
カメコはカメオに背を向けて(今、カメオからはカメコの顔が見えず後頭部しか見えない)、扇風機に向かって「例のこと」をしている。
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扇風機(ブーーーーン)
カメコ「ワ"~レ"~ワ"~レ"~ハ”~~、ウ"~チ"ュ"~ウ"~ジ”~ン"~ダ”~~~~(我々は宇宙人だ)」
カメオ「……カメコ、いつまでも一人で扇風機を占領するな。俺が暑いから。こっちに来い。小学生じゃないんだから」
カメコ「……はぁーい(ブツブツ)」
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答え:暑いから